共愛学園高等学校
自分発見ができる子どもたちを見守ります
自分発見ができる子どもたちを見守ります

共愛学園中学校通信 No.02 発行(教頭)

文章 中学教頭 阿部 智
~イースター礼拝より~ 
                   
日本ではあまり馴染みがありませんが、キリスト教の国々ではクリスマスと並ぶ大切な春の記念日が復活祭(イースター)です。この日程は毎年変わります。なぜなら慣習で「春分の日のあとに満月が出て、その次の日曜日」と決められているからです。ですから今年は4月1日でした。自分を十字架につけたその人々をイエスが赦し、また、私たちの罪を背負って死んで葬られた3日後、そのイエスの墓は空でした。哀しむために墓へ行った弟子たちにそのイエスがあらわれ、「人々に福音を伝えよ」と語ったと聖書は記しています。キリスト教信仰の中心にはこの復活の信仰があります。そしてこの「復活の信仰」によってこの共愛学園も設立されています。
今年は宇都宮にある日本基督教団四条町教会牧師である藤秀彦(とう・ひでひこ)先生がヨハネによる福音書21章から「新しく生きる力」と題してお話しをして下さいました。ペトロはイエスの一番弟子を自負していましたが、イエスがつかまった時には、自分も怖くなり「イエスなんか知らない」と3度否定しました。イエスを裏切ってしまったこと、自分がイエスを十字架につけてしまったと後悔したペトロは激しく泣きました。絶望の中にあったペトロに、復活したイエスは3度「私を愛しますか」と問われました。するとペトロは「主よ、あなたは何もかもご存知です」と告白しました。自分の失敗や様々な弱さを赦しの中に包んでくださるイエスに従ったペトロはその後、この愛と平和の福音宣教に活躍した人物です。最後はローマで殉教しましたが、ペトロは初代ローマ法王になった人物で、その墓の上に現在のサンピエトロ寺院が建てられています。
さてイースターは春の季節にふさわしく、新しい生命やまた人生の門出を象徴する記念日でもあります。またその象徴としてイースターエッグが飾られます。みなさんも困難や問題の中にあったとしてもただ悩み哀しむだけではなく、そうした時にこそ自分を大切にして、また希望を見つけて、友達や仲間のことを思いやれるような共愛生になって欲しいと思います。

~これからの予定~ 必ず確認しましょう
  4月27日(金)6h中3ハワイ修学旅行保護者会  ※16:00~中3オーストラリア短期留学保護者会
   28日(土)休業土曜日
   30日(月)振り替え休日
 5月 2日(水)午前土曜時間割、午後は通常水曜日時間割
  5月 3日(木)~6日(日) 連休
    8日(火) 金曜時間割
9日(水) Gセミナー:Gセミナー時間
   10日(木) 土3 
   11日(金) 午前特別時間割 5h6h:福祉講演会~パラ水泳金メダリスト奈良恵里加さん~
   12日(土) 休業土曜日
   19日(土) 授業参観・携帯電話安全教室・学級懇談会
   22日(火) 第一学期中間テスト~23日(水):高校は24日まで

~新入生歓迎会より~
中学校委員会が前年度より準備をしてくれていた新入生歓迎会が4月13日(金)の5,6時限に大礼拝堂
で開かれました。中学ならではの、また共愛学園ならではの部活動紹介があり、有意義で楽しい2時間でした。
特に共愛学園では中高合同の部活動も多く、内容や技術で高いものが求められる部活動もあり、とても参考に
なりました。新入生には学校生活を充実させるために部活動にも積極的に参加して欲しいと思います。中2中3の上級生でも新たに部活動に入った人もいますね。それぞれ授業や各行事と同様に放課後の活動でも励んで下さい。また、中学校委員会プロデユースによる先生方紹介のスライドショーも楽しませてもらいました。

~前橋市春季中体連競技日程~〔今年は競技日程が早く、既に終了した競技もあります〕 
  体操      5月4日(金)  ヤマト市民体育館
 バスケットボール  4月28日(土)~ ALSOKぐんまアリーナ
 卓球        4月30日(月):団体戦 5月3日(木):個人戦 前橋市民体育館
 バドミントン    5月4日(金) 5月5日(土) 前橋市宮城体育館
陸上競技 5月12日(土) 正田醤油スタジアム

アッセンブリー始まる
共愛学園中学では、礼拝の時間を利用して、定期的に行事や特別礼拝などの感想文を発表する時間=アッセンブリーを設けています。これは毎回行事などの時に書く「原稿ノート」に基づいて代表生徒が発表します。文章構成から始まり、文章表現などを学ぶと同時に、皆の前で発表したり、また仲間の発表をしっかり聞く能力を養います。これによりプレゼンテーションの力が身につくのです。

共愛学園中学校に入学して                1a 新野見 怜南

私は共愛学園中学校に入学できてとても幸せです。共愛学園は私を変えてくれた大切な存在です。私は入学前
に見た先輩たちの楽しいそうな笑顔が印象的でした。それから、あまり勉強が好きではなかった私でしたが、共愛学園中学を目指して頑張りました。そして合格の通知が届いた時はとてもうれしかったです。そして毎日がとても楽しいです。ふつうの中学校では経験できない電車通学はとても楽しいです。駅でいろいろな人と関われるのでとても良い経験になっています。そして大きな正門が私をむかえてくれると一日が始まったという気がします。私が好きな時間は礼拝です。オルガンの音色が心を落ち着かせてくれます。こういう風に共愛学園ならではの行事はすてきだと思います。私は共愛学園に入学して良かったと思います。あと何より良かったのは友達の作りやすい環境だったからです。入学式の日も不安でいっぱいでした。でも、勇気を出して話しかけたら笑顔で話してくれたのでとてもうれしかったです。友達のおかげで毎日学校に来るのが楽しみです。共愛学園の校風がとても好きだと思いました。先生方がいつも言っている「神様が私たちをここに導いた」という言葉が私はとても心に残っています。初めはどういう意味かよく分からなかったけれど、1年a組で出会った友達は奇跡だと思います。たくさんの友達の所へ導いてくれた神様に感謝したいです。それから私は共愛学園中学校に入学するまで聖書やキリスト教、神様など全く知りませんでした。でも神様は素敵な言葉を残していて私もこんな風にすばらしい言葉を教えられる人になりたいと思いました。これからは私を共愛学園に通わせてくれている両親や私を選んでくれた神様に感謝してふさわしい人になれるよう努力したいです。

二年生になって                    2a 小林 海姫
  
 4月9日、私は共愛学園中学の2年生になりました。緊張しながら入学式に来たのを昨日のように感じます。
不安そうな顔をして歩いている1年生を見ると1年前は私もあんな感じだったなあと懐かしくなりました。それと同時に時間の過ぎる早さも感じて改めて日々の時間を大切にしていかなくてはと思いました。初めてクラス名簿を見たとき、私は一気に不安と緊張でいっぱいになりました。これから一年間みんなと仲良くやっていけるか、
すごく不安になりました。でもいざ話しかけてみるとみんな明るく優しく返してくれて、さっきまでの不安がうそだったかのように消えていきました。まだまだ不安なことだらけだけど、みんなと協力し合って楽しい思い出をつくっていきたいです。新しいクラス、新しい友達、新しい先生、何もかもが一気に新しくなって毎日がとても新鮮です。そして私には後輩ができました。先輩として後輩のお手本になれるように言動に気をつけて行動していこうと思います。部活にもたくさんの新しい部員が入部してきます。昨年、先輩方が私に優しく接してくれたように、今度は私が後輩の子に優しく接してあげたいです。そして、昨年度は勉強面であまり満足いくような
結果を得られなかったので今年度は真剣に勉強に取り組んで悔いのないようにしたいです。1年生の時とは比べものにならない位難しくなるので、一個一個の授業の時間を大切にし、全力で頑張っていこうと思います。そして勉強と部活の両立も頑張っていきたいです。1年生の時は勉強と部活を両立していく余裕などなかったので、
今年度からは心の余裕を持って何事にも冷静に落ち着いて取り組んでいこうと思います。そして共愛学園中学校2年生という自覚を常に持ち続け、学校生活を送っていこうと思います。

三年生になって                    3a 根岸 将大

 共愛中に入学して2年が経った。入学した頃は体も小さく、卒業までかなり長いだろうなと思っていたけれど、あっと言う間に3年生になってしまった。最上級生として、後輩達の手本になれるよう努力しないといけないなと思った。今年は高校受験があるので、勉強中での目標を決めようと思った。目標は、毎日欠かさず復習をするということにした。理由は、高校のコース説明会の時、先輩方が口をそろえて言っていたのが、「復習は大事、復習さえちゃんとしていれば、定期試験の前に焦る必要はなくなる」だったからである。勉強面だけでなく、生活面でも目標を立てようと思った。生活面での目標は、
「自分に厳しく、他人に優しく」にした。この目標にした理由は、僕がけじめをつけることがあまり出来ないからである。例えば、勉強する時間を決めたとしても途中で別のことをしてしまったりして、自分に甘いなと思うことが良くある。また、この目標にした理由はもう一つあり、それは、僕が他人に優しく接することが苦手だからである。親にも良く他人に対する態度が冷たいと言われるので、誰にでも公平に、優しく接したいと思った。3年生になって、勉強が難しくなったり、他にも辛かったりすることも増えると思うが、それを乗り越えてからこそ、修学旅行や最後となる色々な行事を楽しむことが出来ると思うので、精一杯努力して取り組みたい。また、生徒会という自覚を持って学校の中心で学校を
支えられるように頑張りたい。最後の一年なので、悔いのないよう、勉強に励み、そして、誰にでも優しくするということを忘れないで生活していきたい。後輩に頼られるような先輩になれるように、日々努力しながら生活していこうと思う。

※ユニセフ募金:今年もユニセフ募金を5/1(火)~5/10(木)の間で行います。協力できる人は配布したプリントを募金袋にしてお金を入れ、それぞれの担任の先生まで提出して下さい。

写真付きの学校通信はこちら

前の記事:共愛学園中学校通信 No.15 発行(教頭)   次の記事:共愛学園中学校通信 No.03 発行(教頭)