共愛学園高等学校
自分発見ができる子どもたちを見守ります
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共愛学園中学校通信 No.09 発行(教頭)

本校伝統の第45回英語スピーチ・レシテーションコンテストが9月13日(火)に大礼拝堂で実施されました。今年は特に中3自作スピーチの部で9名もエントリーがあり、レシテーションの充実とあわせて大変聞き応えのあるコンテストでした。審査のネイティブの先生方からも、良く練習していて各セクションとも充実していたと講評を頂きました。また、特別ゲストにはイングランド留学から戻られたばかりの中学の先輩で、現在高校3年S組の栗田みいのさんが貴重な体験談を話してくれました。とにかく失敗を恐れず、また英文法なども気にすることなく、自分の気持ちを持って英語を使えば相手に伝わると励ましてくれました。

レシテーションの部(9月13日) 司会 松村香(3a)金子夏樹(3c)
 1年生 1位:笹川 頼人(1b)  2位:金子 愛美(1c) 3位:村上 優衣(1a)
 2年生 1位:関 麻衣香(2a)  2位:バトラー 恵(2b)   3位:川島 穂野香(2b)
 3年生 1位:サルダニア アロンソ(3a) 2位:平松 アリッサ(3c) 3位:贄田 侑希(3b)
スピーチの部
一般の部  1位:春山 咲月(3b)  2位:林 香織(3a) 3位:寺澤 涼香(3b)
海外生活の部1位:池下 奈穂(3b)  2位:久場 祈来(3a)     
         

※前橋市英語弁論大会(9月30日) 
一般の部       6位:春山咲月
海外在住経験者の部  1位:池下奈穂→県大会進出(10月6日)

~体育大会開催される( 9月21日(水) )~
台風の関係で前日まで体育館で行う予定でしたが、当日の朝に何とか総合グランドが使えそうなので、急きょ総合グランドで行うことにしました。前日のメール配信からいろいろと生徒のみなさんやご家庭には心配をかけしました。走路にも水がたまっている状態でしたが、何とか1時間遅れで開催出来ました。保護者の方の応援も50名ほどあり、また競技種目もいくつかカット(綱引きのカットは残念でした)となりましたが、それぞれのクラスが団結して盛り上がりました。特に今回はどの学年からも優勝種目があり、来年につながる大会でした。

優勝クラス  男子サッカー 1年a組      女子フットサル 3年b組
       長縄跳び   1年c組      二人三脚    3年c組
       男子リレー  3年b組      女子リレー   2年b組
男子100m 1位 鈴木宥翔3b 2位 金子翔音2b  3位 内藤雅征3a
       女子100m 1位 柳田花歩2b 2位 大原美絃2b  3位 新井花菜3b
男子総合優勝 1位 3年b組  2位 1年a組  3位 3年a組 
総合優勝     1位 2年b組  2位 3年a組  3位 3年b組

~共愛学園中学校新人戦その他の結果~
陸上 前橋市民スポーツ祭
     女子100mハードル 第1位 柳田花歩(2b)
   群馬県中学校新人大会/中学3年記録会
     1年男子1500m第5位 戸丸智裕(1a) 
     共通女子100mハードル 第1位 柳田花歩
     3年男子200m第4位 内藤雅征(3a)  
バスケットボール 新人戦一回戦:広瀬中に勝利 二回戦:東中に負け
卓球   団体・個人それぞれ二回戦負け
バドミントン  男子 団体第3位
        シングルス 第6位竹内 晴也(2b) 県大会出場
        ダブルス  第2位竹内 晴也(2b)/村山 僚汰(2a) 県大会出場
        女子 予選C組リーグ2位で決勝リーグ進出(2敗)

~共愛学園中学校新人戦その他の結果~
体操 新人戦団体 優勝 木村花音(2b) 細矢亜依(2b) 豊田未来(1c) 矢内琴葉(1c) 
         個人総合第3位 細矢亜衣:平均台第2位 ゆか第2位
 前橋市民スポーツ祭
    小川まな美(3c) 個人総合第1位:跳馬第1位・ゆか第1位・平均台第1位
    木村花音(2b) 個人総合第4位:平均台第4位・跳馬第5位・床第5位 
トランポリン東日本トランポリン競技選手権 
シンクロナイズド競技Bクラス6位 逸見莉央奈(3a)
 個人Cクラス3位 高橋紅葉(1c)

10月6日(木)「読書感想文」アッセンブリーから
  本日のアッセンブリーは、読書感想文アッセンブリーでした。中3cの小野寺風香さんと中2bの川島穂野香さんがそれぞれ自分の言葉でしっかりと感想文を発表してくれました。尚、中1cの設楽若菜さんの作品は中高合同アッセンブリーの時に表彰と共に発表してもらいます。

自由「 吹奏楽と向き合う~(青空エール(著者 下川香苗)を読んで)~ 」 

共愛学園中学校二年 川島 穂野香
 「吹奏楽」とは、一体何だろうか。私は今、吹奏楽部でチューバを担当している。小学五年生のときからチューバを始めたのだが、今でも時々思うことがある。何のために吹奏楽を始めたのか。中学二年生になった今でも、なぜ吹奏楽を続けているのか。吹奏楽という世界の中で、チューバを吹き始めて四年目。改めて吹奏楽と向き合ったとき、この本に出会った。
 主人公のつばさは、初心者ながら、吹奏楽コンクール金賞常連校である、白翔高校に入学する。入学式の日、野球部の大介と出会い、一つの約束を交わす。それは、大介が甲子園に出たら、つばさがスタンドで応援すること。吹奏楽部と同じく、野球部も強豪校であった。入部テストもあるほどの吹奏楽部。何とかテストを通過したつばさには、更なる試練があるのだ。全国の壁は高い吹奏楽部と野球部。二人が約束を守るために奮闘する物語である。
 私がこの本と出会い、吹奏楽に対する意識を変えるきっかけとなった言葉が二つある。
 一つ目は、「一心不乱」。この言葉は、白翔高校吹奏楽部の合言葉だ。「一心不乱」とは、他の事に注意をそらさず、一つの事に心を集中させているさまである。私は、この言葉から、小学六年生の頃を思い出した。
 小学六年生の時、学校の吹奏楽部に入っていた。パートはチューバ。パートリーダーを務めていた。バリトンやユーフォニウムなどの低音楽器で練習することもあった。
 「低音がしっかり支えなければいけない。」私は常々、パートの皆にそう教えていた。パートの皆も、頭では理解している。しかし、先生がいない時やパートでの練習になった時、そういった時に、つい気が緩んでしまっていた。五分吹いて、ちょっと廊下で話す。その繰り返しだった。
 吹奏楽に限らずどれにおいても言えることだが、練習した分だけ結果はついてくる。良い結果を残したいから、「皆で頑張ろう」と声をかける。そうやって誰かが声をかければ、皆また集中する。集中力は、伝染するのだ。
 そのように練習を積み重ね、私は、小学校の吹奏楽部で東日本大会に出場した。今まで一心不乱に練習し、東日本大会で良い演奏ができた時の喜びは、今でも鮮明に覚えている。
 「すべての楽器が心を一つにして、みんなの音が合わさって、それがだれかの心に飛んでいく」という、主人公の台詞。この台詞は、吹奏楽で最も重要な事を述べていると思う。
 吹奏楽で重要なことは沢山ある。音の音程やリズムを合わせること、音色、強弱も重要なことだ。しかし、これらは全部、皆の心を一つにすることから始まると思う。
 例えば、強弱と音量コントロール。全ての楽器の楽譜に同じ符号が書かれていても、演奏者によってそのコントロールは様々だ。ところが、それはハーモニーとしては成り立たなくなってしまう。そのコントロールによって、目立つ音とそうでない音に分けられてしまうからだ。常に周りの音を聞いていないと、演奏もバラバラになってしまうのだ。
 一回一回の演奏に本気で取り組み、一時も気を抜いてはいけない。一心不乱に練習し、心を一つにした者達が、真の強豪校だと言えるだろう。
 吹奏楽は、吹いて奏でて楽しむものだ。この場合の「楽しむ」は、「皆で心を一つにし、最高の演奏を作り上げること」だ。この本を通して、私はそう感じた。
 これから先も続いていく、私の吹奏楽人生。嬉しかったり悔しかったり、沢山の感情を味わうだろう。でも、その中で吹いている自分自身が驚く位、最高の演奏をしたい。
 今、この時に吹奏楽と向き合い、考え、結論を出すことは、今後の吹奏楽人生において大切なことであり、それは、今後の演奏の糧となるだろう。

~日程:必ず確認しましょう~
10月 9日(日)英検第二回一次試験
10月10日(月) 体育の日
   13日(木) 月曜振替授業
   15日(土) 授業土曜日
   18日(火) 中間テスト初日
   19日(水) 中間テスト二日目
   27日(木) 6h:合唱発表会リハーサル
   28日(金) 群馬県民の日
   29日(土) 創立記念日
   31日(月) 創立記念礼拝(延長礼拝) 6h避難訓練
11月 3日(木) 文化の日:共愛杯スピーチコンテスト
    5日(土) 合唱発表会

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