共愛学園高等学校
自分発見ができる子どもたちを見守ります
自分発見ができる子どもたちを見守ります

共愛学園中学校通信 No.06 発行(教頭)

~第53回前橋市中体連総合開会式行われる~
7月7日(木)35度を超える猛暑の中、共愛学園中学3年2年生全員が中体連総合開会式で行進を行いました。共愛中学は第七番目の入場で優勝旗二つを先頭に元気良く入場しました。市内23校5400名の中学生が敷島の総合グランドに集合し、これから開催される各競技に向けて互いの健闘を誓い合いました。
        
※校旗を持っているのは現在群馬県ランキング短距離トップの鈴木宥翔君(3b)、プラカードは体操部部長の石井玲衣さん(3a)、その隣の優勝旗は水泳4連覇中の榎本有可さん(3a)、そして体操優勝旗を持っているのが小川まな美さん(3c)です。
右の写真は本番での行進の様子です。
~共愛学園中学校の活躍~
水泳  第25回群馬県中学校春季選抜水泳大会 
 
岩井花恋(3b) 400m個人メドレー第2位 200m個人メドレー第5位
平成28年度群馬県スポーツ振興ゴルフアカデミー特別強化選手  小屋将一朗(1a)
第62回全国中学校通信陸上競技群馬県大会  
男子3年100m、200m共に第一位 鈴木宥翔(3b):全国大会の参加標準記録も突破しました。
男子2年100m第三位 金子翔音(2b)
~これからの予定:かならず確認しましょう~※中体連競技日程は前回号を確認して下さい。
  18日(月)海の日
19日(火)終業式       ※オーストラリア研修保護者会13:00

  20日(水)修養会~22日(金)
  25日(月)~8月7日(日)オーストラリア夏季短期留学(中3) 
  25日(月)三者面談~29日(金)
  30日(土)第一回共愛中学オープンスクール14:00~ 
31日(日)群馬テレビ私立中学校通信GTV放送19:00~※再放送8月4日(木)15:30
8月 1日(月)~5日(金)指名補習
   5日(金)~6日(土)広島平和記念式典参加(高校生普進有志・中学校3年有志)  
  10日(水)登校日:Gセミナー・中3月例テスト
  20日(土)第二回共愛中学オープンスクール10:00~

~中学アッセンブリー(6月23日)から~  
「花の日礼拝(6月8日)を通して」           2年a組 中川 瑛介
 今回の花の日礼拝は、歌手の沢智恵さんが来てくれました。沢さんは僕たちに多くの曲を弾いてくれました。楽しい曲もあって、聞いたことがある曲もあり、とてもすばらしかったです。今回の曲で「かかわらなければ」という歌詞に興味を持ちました。なぜなら、僕もこの言葉と同じ経験があるからです。僕は友達とかかわらなければと思ったことがあります。かかわらなければ、いやなことも言われないし、いじわるもされないから最高だと思ったりする人はおそらくいるでしょう。僕も前までは同じ気持ちでした。でも、今になって思うと友達はいいものだと思えるようになりました。もう、たぶんこの言葉はあまり使わないとは思うけれど、沢さんのかかわらなければの意味は少し違うような気がしました。沢さんの曲を聞いていると、なんだか、いろんな気持ちになった。楽しかったり、うれしかったり、せつなかったりした。でも、すべての気持ちで楽しいが一番だった気がする。自分たちの気持ちが大きく変わったと思った。沢さんが最初の方に歌っていた曲で先輩たちや僕たちがとてもたのしくなっていたと思う。沢さんの話や音楽をきいていて、とても楽しかった。今日の話をきいていて、沢さんはたくさんの歌を僕たちに聞かせてくれた。初めてあった人だからよく知らなかったけれど、歌を聞いていてとてもすごい人なんだなと思いました。二回目の花の日礼拝を終えて、今、僕が思うことは、自分の人生も変えられるのだなと思いました。また、かかわるということをこれからも大切にしていきたいです。

~少年の主張前橋市大会(6月29日)から~   
        
「 父への感謝 」                       3年b組 浅見 侑里
 みなさんは、お父さんやお母さんに、感謝をしていますか。私は、小さい頃は、素直に「ありがとう。」と言っていました。でも、中学生になった今、なんだか照れくさくて「ありがとう。」と、なかなか素直に言えない自分がいます。私の家は、父子家庭です。年子の妹と二人姉妹です。私たちが生まれてから今日まで、父には子育て休暇はありません。私の父は、うどん屋を経営しています。毎朝早く起きて、お店の仕込みをして、夜遅くまで仕事一筋、真心の商いを目標に頑張っています。叔母が共愛学園の卒業生なので、小学生の頃、バザーや市民クリスマスによくつれて行ってもらいました。その頃から、共愛中に入学したいとあこがれていました。父に無理を言って、共愛中に行きたいと頼むと、父は考え抜いた末、私の望みを叶えてくれることになりました。寮の生活費、学費、修学旅行の積立金などを合わせて、毎月十二万円も仕送りしてくれています。まだまだ、高校、大学、そして一つ違いの妹と、父の苦労は絶えません。二週間に一度の帰宅日も、祖父が迎えに行くと言っても、
「子どもが頑張っているのに、楽をしている親はいないよ。」と言って、どんなにお店が忙しくても、疲れていても、必ず迎えに来てくれます。寮に帰るときは、いつも書店に寄って私の好きな本を一冊買ってくれます。
また、父のすごいところは、大学を出ていないのに、四十七歳の今も中学生の数学を教えられるところです。
「お父さんは、なんでそんなに数学が出来るの。」と聞いたことがあります。すると、父は、「お父さんは、本当は教師になりたかったんだよ。」と話してくれました。父の夢は、教師になることでした。高校野球が夏で終わり、今度は大学受験のために猛勉強していたそうです。そんな矢先、家の経済的な都合で、父は大学進学を諦めなければなりませんでした。でも、その時父は、それまで精一杯育ててくれた両親に感謝の気持ちがいっぱいだったので、家業のうどん屋を継ぐことを決め、名古屋に六年間修行にいったそうです。その話を聞いたとき、それまで迷っていた私の将来の夢が、見えてきました。(父がなれなかった教師になりたい…。)うれしいことがあると、泣いて喜ぶ父。苦しいときや辛いときには、絶対に泣かない父。何事にも全力を尽くすということが、大好きな父。父は、「何をしていても、子どもたちのことを忘れたことは一時もない。」といつも言います。こんなに本気で私たちを育ててくれている父の姿に、私ももっと頑張らなくてはいけないんだ、と思います。父の好きな詩があります。  「今こそ出発点」・・・・・以下略
 自分のことより、私たちのことを一番に思い、精一杯の深い愛情で育ててくれている父に、今、心から感謝しています。これからは、父への感謝を少しずつ言葉に出していきたいと思います。お父さん、頑張ってくれてありがとう。

~フレッシュマンキャンプ(6月15日、16日)に参加して~
                                    1年c組 清水 ありす
 私は、フレッシュマンキャンプを終えて、思ったことや感じたことがあります。それはくじけないという心と協力するという心です。私が、くじけない心を学んだのは登山です。キャンプの当日に雨が降っていたのであまり、気分がのっていなかったのですが、登山をしているうちにとても楽しくなりました。そして、中腹のところで、山頂で食べるはずのお弁当を食べました。雨の影響もあって山頂まで登るか先生方が検討していました。
ですが、山頂まで登ることになりました。でも、中腹までの道のりとは違い、とても急で危ない山頂までの道のりでした。でも、友達と協力し合って山頂までくじけずに登りきることが出来ました。そして、帰りの道のりも大変急で、すべりそうになりました。でも無事に下りられたので良かったです。次に協力する心を学んだのは、行進練習です。キャンプファイヤーの前に、並ぶ練習からしました。二十秒をきるまで練習しました。そして十八秒でやっとオッケーになりました。それから、この後に行進練習をしました。これも何回も練習して、クラスごとに練習したりもしました。私がこの練習でどんな時に協力する心を学んだかというと、行進は、一人だけがどんなに頑張ったとしても、残りの八十一人が頑張っていなかったら、行進は良いものにならず、成功ではなくなってしまいます。なので、一人ひとりが頑張って、みんなで協力するというのが大切だというのがわかりました。私は、このキャンプを、改めて良い勉強になるキャンプだと思います。これからまだ、二年生では尾瀬、三年生ではハワイへの修学旅行があります。一年生のキャンプで学んだ「心」を忘れずに、これからの行事に参加していきたいです。

~尾瀬キャンプ(6月15日、16日)に参加して~
                                 2年b組 山口 愛
 6月15日、16日に、尾瀬キャンプがありました。私は、いつもより早く起きて学校に向かいました。バスには、およそ2時間ぐらい乗って、尾瀬パークホテルに到着しました。尾瀬パークホテルについて、すぐに尾瀬に向かいました。ガイドさんはお花や虫、尾瀬についてたくさん教えてくれました。木道は、とても長かったです。最初の方は下りだったので楽だったのですが、帰りは上りで絶対たいへんだなと思っていました。最初の方は、たくさんの種類の木が生えていました、私が印象に残っているお花は、「ギンリョウソウ」という、銀色で竜のような形をしているお花と、「オオバスノキ」というブルーベリーの仲間のお花です。みんなでつらい思いをしながら、やっと「山ノ鼻」に着きました。そこで、お昼ごはんを食べて、お菓子を食べて、疲れをとってから、「牛首」までの方まで歩きました。「山ノ鼻」からは、有名な「ミズバショウ」が少しだけ咲いていました。「イトトンボ」という青くて細いトンボも飛んでいました。「牛首」あたりでおりかえして「鳩待峠」まで向かうことになりました。帰りは「このお花の名前は何ですか」とたくさん聞きながら帰りました。やっぱり帰りは上りでとても辛かったです。ガイドさんにいろいろ聞いたり、みんなで助け合ったり、とても良い経験になったと思います。次にレクリエーションをしました。レクリエーションは「大根抜き」と「鬼ごっこ」でした。とても楽しかったです。また、いつかしたいなと思いました。
朝、私は早起きが苦手なので、起きるのは、一番最後でした。同じ部屋の人たちに、私はこしょこしょされて目が覚めました。二日目の楽しみは、班ごとにつくるカレー作りでした。私は、お友達とお米をとぎました。キレイに洗えていたか心配でしたが、おいしく出来ました。私たちの班は、色々とハプニングがありましたが、結果的には、とてもおいしく出来あがって、すごくうれしかったです。このキャンプで、つらい時でも、お友達とお話などをしていれば、すぐ時間がたったり、朝おこしてくれたり、友達とは、大切な存在だなと改めて感じました。あと、みんなと協力すると、すばらしいものができるんだなと思いました。日常の学校生活でも、クラスメイトと協力したり、いろいろな人とお話をしたり、楽しい一年を過ごしたいです。とても楽しい二日間でした。

田村 花さん ~ドイツから3回目の体験入学~
「花ちゃ~ん、お帰りなさい!」という声。それで、私の今年の体験入学が始まりました。七月五日の朝、ちょっと緊張しながら、一年ぶりに共愛学園中学校の校舎に入ると、すぐにみんなは私を歓迎し、仲間にしてくれました。今年は峰岸先生が担当する3年b組に行けました。これから、私にとって一番大切な出来事を二つ取り上げます。まずは、中体連です。中体連の日はすごい猛暑でしたが、生徒の皆さんはそれでもみんなきっちりと行進していました。スタンドから見ていた私は、その多くの中学生がふざけないで、きちっと、綺麗に行進できるということにすごく感動しました。あまり厳しくないドイツの学校では考えられないことで、生徒は皆反発して、行進どころではないと思います。ドイツでは行進や同じ制服を着るというのは、第二次世界大戦後から一切ありません。その理由は、制服や行進やそういう個人をちょっと失くすような行動を、兵隊とナチスなどに結びつけてしまうからです。でも、私から見ると、あの中体連の開会式よりかっこいいパフォーマンスは無いと思います。
もう一つ、授業の態度の違いには今回もすごくびっくりしました。私のドイツのクラスでは授業がすごくうるさいです。隣の人とお喋りするという理由もありますが、授業に対して発言をするという習慣もあるからだと思います。色々な意見が交わることで授業はもっと面白くなり、先生が持っている知識以上のことが学べることもできると思います。どっちの世界も体験できて、比べられる私は幸せ者だと思います。今回も楽しい体験をさせていただけたのを心から感謝します。

写真付きの学校通信はこちら


Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/kyoaigakuen/kyoai.ac.jp/public_html/js/wp-content/plugins/advanced-custom-fields-pro/includes/api/api-template.php on line 471
前の記事:共愛学園中学校通信 No.05 発行(教頭)   次の記事:共愛学園中学校通信 No.07 発行(教頭)