共愛学園高等学校
自分発見ができる子どもたちを見守ります
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共愛学園中学校通信 No.04 ハワイ修学旅行特集! 発行(教頭)

~中3ハワイ修学旅行その1

 今年も3泊5日の日程で共愛中学3年のハワイ修学旅行が実施されました。大半の生徒が始めての海外、初めての飛行機泊でしたが、元気にまた有意義に過ごして来ました。初日30日(日本とは19時間の差)米国は戦没者を偲ぶメモリアルデイで、疲れと緊張の中真珠湾のアリゾナ記念館を訪問し、改めて平和に思いをはせました。太平洋戦争の原点が真珠湾です。1941年12月7日(日本は8日)に日本軍の奇襲攻撃により太平洋戦争が始まり、そしてこの戦争は1945年8月の広島・長崎の原爆で終結しました。この戦争では兵士また市民の多くが犠牲となりました(日本の犠牲者は実に300万人に上ります)。今年は修学旅行直前にオバマ大統領による歴史的な「広島訪問」があり、その17分間にもおよぶ演説には心を動かされるものがありました。大統領は日本人の犠牲者はもとより、韓国人犠牲者、また当時は極秘とされた米軍捕虜の犠牲者にも言及しました。そして戦争の今日的問題や核兵器廃絶に向けてのメッセージを広島から発信してくれました。アリゾナ記念館は、今も1000名の兵隊が眠る戦艦の上に建てられました。海底の戦艦からは今も75年もの間「油」が流れ出ています。その油からは「兵隊の叫び」が聞こえるようでした。

~これからの予定~ 必ず確認しましょう 
 6月 8日(水) 1h、2h授業、3h:花の日礼拝   午後:花の日訪問(中3と宗教委員)
    9日(木) 6h:生徒総会
   12日(日) 英検一次試験
   13日(月)Gセミナー、午前土曜日時間割、午後は月曜日1h、2hが入ります。
   15日(水)~16日(木)中1フレッシュマンキャンプ 中2尾瀬キャンプ
   17日(金) ※中1中2は1時間遅れ
   18日(土) 休業土曜日
   25日(土) 授業土曜日です 中学ベタニア環境整備
   27日(月) 6h:行進練習
   30日(木) 期末テスト~4日(月)
 7月 2日(土) 休業土曜日
    4日(月) テスト終了後 行進練習
    7日(木) 中体連総合開会式(中3中2行進、中1スタンド観戦)
         学校から敷島総合グランドまで往復バスで、一日指定体育着となります。
         水筒ほか持ち物その他については後日プリントを配布します。
~中3ハワイ修学旅行その2 ~           
                  
       
~ダイヤモンドヘッドに登るぞ!が、雨に・~    ~まさにお城の教会。礼拝を守りました~
宿泊はワイキキビーチに近い「クイーンカピオラニ」で快適に3日間過ごしました。2日目朝はダイヤモンドヘッドに登りましたが、雨に濡れてしまいました。頂上に上っても美しいワイキキビーチを眺めることが出来ず残念でした。ホテルで急きょ着替えをして、ホノルル市内で日系人教会として良く知られるマキキ教会を訪問しました。この教会は1904年、高知出身の奥村牧師によって始められ、1932年に彼の故郷にある高知城をかたどった教会堂が建てられました。現在は沖縄出身の具志堅牧師が教会を守り、日系人をはじめ多くの方々が集う教会となっています。教会訪問の後はオアフ島北東部にあるテーマパーク、ポリネシアンカルチャーセンターで夜まで過ごしました。ハワイ、サモア、フィジー、マオリなど太平洋諸島の文化に触れたりして楽しむことが出来ました。ディナー後のポリネシアを題材とした90分のショーも、生バンドの演奏の中、様々なダンスやファイヤーショーなどが披露され、迫力あるステージを堪能しました。
そして3日目。天気も回復しました。いよいよ英語力を試すBBSプログラムです。現地の大学生と班別で半日過ごす中で、自分の英語がどれだけ通じるのかを各自体験しました。そして最後のプログラムがワイキキビーチでの海水浴です。強い紫外線の中、やはり「海なし県民」なので、みんなでハワイの海を存分に楽しみました。また準備した通り5日間過ごせたのも成果でした。

           ※6月11日(土)TBS夜9時「世界ふしぎ発見」でマキキ教会が紹介されます。
      
~ポリネシアンのムードに浸りました~      ~これぞハワイのワイキキビーチ!~

~共愛中学生の活躍~   
吹奏楽 8回群馬県中部地区ソロコンテスト  
    ホルン 銀賞 皆川茉由子(3c)
群馬県春季陸上競技記録会
 3年男子100m 第一位 鈴木有翔(3b)11秒25
 2年男子100m 第一位 金子翔音(2b)11秒96
 1年男子1500m第四位 戸丸智裕(1a)4分53秒69
~中学アッセンブリーから~ 
  5月19日(木)のアッセンブリーでは中学一年生による「母の日」を通しての感想文、26日(木) のアッセンブリーでは中3と中2の生徒による「福祉講演会」を通しての感想文を代表生徒に発表してもらいました。それぞれ自分の言葉で考えたこと、また気付かされたことをしっかりと述べてくれました。
     
「母の日礼拝(5月12日)を通して」
1年b組 木村 彩菜
 今日、母の日礼拝がありました。私は今まで母の日はお母さんに感謝するだけで終わっていました。今回
初めての母の日礼拝で分かったこと、感じたことが二つありました。まず一つ目は、母の日はお母さんに感謝
するだけではなく、母の存在を覚える日、私達の命を感謝する日、そして全ての命と世界を創られた神様を覚える日でもあることが分かりました。母の日は、こんなにたくさんの意味があって、いい日だなと思いました。二つ目は、原先生が、原先生のお母さんのことを話しているとき、最近お母さんにあまり「ありがとう」という言葉を言っていないことに気がつきました。小さい頃は、お母さんが髪の毛をしばってくれたり、習い事などの勉強を教えてもらったりしたら、「ありがとう」とすぐに声を出して言えていました。でも今は、勉強を教えてもらったり、好きな料理を作ってもらっても、「ありがとう」その一言があまり言えてませんでした。今日そのことに気づき、毎日家事をしてくれているお母さんにちょっとしたことでも「ありがとう」と言ってみました。そしたら、お母さんが「うれしいから、またやりたいね」と言ってくれました。そんなお母さんの一言で私も毎日一回くらい「ありがとう」とお母さんに言えたらいいと思いました。あと、母の日は、私たちの命を感謝する日という意味もあります。原先生は、「あなたは一人しかいない」と言っていましたがその通りだと思いました。みんな一人一人命があります。私を産んでくれたお母さんも感謝しつつそのお母さんと神様から受けついだ命を大切にするということで、私たちの命を感謝するということなのかなと思いました。私たちの命を大切なんだと改めて感じました。これかれは、母の日はこんな意味もあるということと、お母さんに「ありがとう」を言うことと命を大切にすることを大事にしたいです。

      
「福祉講演会(5月13日)を通して」
2年b組 土肥 大悟
 今日は生まれつき障がいを持った中島みづきさんが講演をして下さいました。中島さんのお話しを聞いて思ったことがいくつかあります。一つ目は、障がい者の人に対する態度です。自分は家族で東京など遠出する時、主に電車を利用します。その時必ず障がいを持った方が電車に乗ってくることがあります。その時、席を譲ってあげたいと思うのですが、自分がイスに座りたいという欲に負けてしまって席を譲らないことが多々あります。自分の中では「仮に席を譲った時に、大丈夫ですと言われたらどうしよう」という気持ちがあって、席を譲れませんでした。が、今日の講演を聞いて、今まで自分が席を譲らなかったのは障がい者に対する親切心が無いということになってしまうため、これからはバスや電車に乗った時に、障がいを持った人がいたら必ず席を譲ろうとおもいました。二つ目は障がい者に対する差別です。今まで人がたくさんいる場所で障がい者の方がいると周りがとても嫌な顔をするのを見たことがあります。自分は親が耳が聞こえなくて、少し意見が違った時に、「耳が聞こえないくせに」と思ってしまったことがありましたが、今日の話しを聞いて、障がいを持っている人は自分がなりたくてなった訳ではないということを思いました。なので、これからは「~のくせに」という、人を汚すような言葉などは使わないで、親切な心を持って、障がいを持った方と接したいと思いました。自分は今日の講演会を受けて、今まで自分はなぜ障がいを持った方のことを無視したり、親切心をもたなないで差別したりすることはやめて、今度は逆に困っていたり、大変そうな様子が見られた時は、障がい者の方だけではなく、一般の方にも手助けしてあげたいと思いました。親切心を忘れないで生活していきたいです。

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