共愛学園高等学校
自分発見ができる子どもたちを見守ります
自分発見ができる子どもたちを見守ります

共愛学園中学校通信 No.06 発行(教頭)

~第55回前橋市中体連総合開会式行われる~
7月4日(水)、前日までの猛暑日ではなかったものの30度を越す真夏日でした。この日、敷島総合グランドにおいて第55回前橋市中体連総合開会式が開かれました。共愛学園中学は中学3年生、2年生が開会式において入場行進を行いました。共愛中学は5番目の入場で、手足のリズムをそろえ、練習の成果を発揮して元気良く行進が出来ました。市内23校4500名の中学生が敷島の総合グランドに集合し、これから開催される各競技に向けて互いの健闘を誓い合いました。

~共愛学園中学校の活躍~
群馬県中学校春季選抜水泳競技大会
水泳 尾内咲穂2a女子200m平泳ぎ第5位、200m個人メドレー第5位
第40回少年の主張前橋大会   特別賞 岡林那奈2a 
  
前橋市夏期中体連
 体操女子団体優勝 小林あやの3c 豊田未来3b 矢内琴葉3a 砥上笑2c 星野彩1a 
              種目別跳馬 第3位 豊田未来3b
    
~これからの予定:かならず確認しましょう~
※中体連競技日程は前回号を確認して下さい。
7月14日(土) 休業土曜日
   16日(月) 海の日 
   17日(火) 月曜振り替え授業  
             
   18日(水) 午前土曜授業 6h:成績会議   
   
   19日(木) 中3月例テスト
   20日(金) 終業式      ※教頭面談7月20日、26日、27日
7月21日(土)~8月31日(金)  夏休み
   23日(月)~25日(水) 修養会
   26日(木)~8月1日(水) 三者面談
28日(土) 第一回オープンスクール 午後2:00~
30日(月)~8月12日(日) オーストラリア夏期短期留学(中3希望者) 
8月 2日(木)~8日(水) 基礎学力向上のための補習
 5日(日)~6日(月) 広島平和記念式典参加(高校普通科進学有志・中3希望者) 
 
   10日(金) 登校日・Gセミナー・中3月例テスト
11日(土) 第二回 オープンスクール 午後2:00~ 

群馬テレビ私立中学校通信 7月26日(木)19:00~19:35 再放送8月2日(木)15:30~16:05

中1田植え実習(7月9日)
今年も校舎の東側、テニスコート北の布施川辰市さん(82歳)の田んぼで、中学1年生は田植えを行いました。
布施川さんの田んぼは米ぬかをまくなどの無農薬の田んぼで、今年は「豊年えび」や「かぶとえび」などがたくさん見られました。田んぼの土に足をとられながらも、みんなで協力して田植えができました。

「中1フレッシュマンキャンプから」                1年b組 尊馬 一偉
 僕はこのフレッシュマンキャンプでたくさんの貴重な体験と様々な自然に触れ合うことができました。行進練習や体験行事、いろいろなゲームを通じて違うクラスの友達との交友関係も深まったと思います。浅間隠し山の登山は、登るにつれて手を使わないと登れないほど険しい道になってきました。予想以上に崖がきつく、友達同士で手をかしあいながら山頂まで登りきることが出来ました。林業体験では、ネイチャーゲームや薪割りをしました。ゲームでは、足場が揺れてバランスを保つことが難しかったけれど、声援によって励まされ、無事渡りきることができました。薪割りは斧がとても重かったのですが、友達や先生が勇気付けてくれて一回で割ることができてとても嬉しかったです。行進練習は団体行動なので、早く並ぶことや失敗を恐れないでやりきる事を学べました。失敗した時にはちゃんとポジティブに考えることが出来ているか試すために、グループをつくってゲームをして、しっかりと考えることが出来たと思います。これらのことから、忘れることの出来ない思い出になりました。 
 またネームプレート作りも初めての経験でした。ヤスリで表面を綺麗に削ってツルツルに仕上げ、名前を書いたり好きな絵を描いて、自分なりにこだわった世界にたった一つだけのものが作れました。僕は好きな歌手がいるのでその歌手の絵を描きました。大切に扱っていきたいと思います。僕はフレッシュマンキャンプを体験して、みんなとたくさんの自然と触れ合って、団結力が高まった最高のフレッシュマンキャンプになったと思います。山登りは大変だったけれど怪我なくみんなと無事に帰れたことを幸福に思っています。この2日間の体験を無駄にせず、これからの学校生活に活かしていきたいです

「中2尾瀬キャンプから」
                                 2年c組  砂川束咲
私ははじめて、尾瀬に行きました。尾瀬には、四季しれじれの美しさがあるとともに、約900種類の植物や、34種類の動物が生きています。私は今回の尾瀬で三つ学んだことがあります。一つ目は、尾瀬の植物や動物のことです。事前学習で、私は尾瀬の動物について調べました。オコジョやヤマネコに会えると「発見証」がもらえるので、探していたけれど、会えませんでした。代わりに、イモリとイワナを見ることができました。分かったことは、ぶなの木が多いことと、水芭蕉の花は黄色いことです。尾瀬にはたくさんの木や草、花があります。この自然を守るには、ポイ捨てをしないで、ゴミも持ち帰ることが大切だなと思いました。二つ目は、規則正しく生活をすることです。いつも、遅い時間に寝て、遅い時間に起きるのではなく、早寝早起も重要だなと思いました。そして、テレビやスマホをずっとしているのではなく、家の手伝いや勉強をもっとしようと思いました。
三つ目は、思いやりについてです。尾瀬で楽しく過ごせたのは、すべて尾瀬パークホテルの六本木さんのおかげです。キャンプファイヤーやバスの運転、カレー作りに協力してくれました。なので、全部がうまくいったように感じました。六本木さんにはとても感謝しています。今回のキャンプは、とても良い経験ができたと思います。
楽しい思い出もたくさん出来たし、生活を見直すこともありました。友達もできたし、植物もたくさん知れたし
人の思いやりをとても感じることができました。日ごろの学校生活では味わえない、様々な経験もできました。
尾瀬は静かで、鳥の鳴き声が聞こえることがとても素晴らしいと思いました。この経験したことを生活に活かしたいです。

 「ハッピー」                           中学2年a組 岡林 那奈
 見慣れた景色。そこにあって当たり前のもの。意識しなければ気付かない場所。そこは私にとって生まれたときからある風景のひとつ。
 休日の早朝に親が長靴を履きスコップと鎌を片手に出かけていく姿を何度か見たことがありましたが、どこへ何のために行くのか興味もなく「いつものあれ。一・二時間で戻ってくるやつ。」としか思っていませんでした。
 ある日のこと。母が「明日の朝、花植えがあるんだけど行かない?」と言いました。私は「えー、面倒。いいや。」と即答しました。内心、花植えなんてしたことないし、虫もいるし、汚れるしいいことないじゃない。それに子どもが行ったらおかしいでしょ、と思っていました。しかしなぜか翌朝、いつもより早く目が覚めてしまいました。なんとなく落ち着かず、やっぱり親について行くことにしました。玄関から歩いて一分ほどの国道際。これが私の最初のボランティア活動の場となりました。そしてこのボランティア活動が私の気持ちを大きく変えることになりました。
 私の住む町では地域の有志が集まり、道路際の空スペースに年に二回花植えを行い、その他除草作業もしています。そこは私の通学路でもあり遊び場でもあります。その日は時間になるとぞくぞくと人が集まり、友達の家族や知っている人たちがたくさん来ました。「ななちゃん、えらいね。」と声を掛けてもらうと、なぜか気分が良くなりました。「うちの子なんてまだ寝てるし」なんて色々な話をしてくれます。この日は黄色、白、紫のパンジーとビオラを植えましたが、雑談しながら作業するとあっという間に終わってしまいました。普段はあいさつ程度であまり話したことのない人と触れあい、色々な話をしたり親以外の大人の人から教えていただくことも多く、何より協力しひとつのことを達成すると絆が深まるのだと実感しました。いつもは強面なおじさんも話してみると優しい人でした。「ななちゃん、またお願いね」、そういう声をかけてもらうと、仲間の一員になれた気がして、参加してよかったと心から思いました。私は「お疲れ様でした」と大きな声であいさつをして帰宅しました。
 それから毎朝、通学のときは花壇が気になりよく見るようになりました。必ず自分が植えた花をチェックし、枯れていないかなとか、雪にうもれて大丈夫かなとか…春になり花がたくさん咲いていたりすると、ともて嬉しくなりました。明らかに以前とは違う自分がいました。あって当たり前の見慣れた景色から、いつの間にか私にとってなくてはならない大切な場所になっていました。
 作業中は、大嫌いな虫がいて怖かった。爪の中に土が入っていやだった。ずっと中腰で腰や足が痛かった。でも、参加してよかったと心から思えた。私がどんな思いで花植えをしていたのか、咲いている花を見た人が知ることはないでしょう。今までの私がそうだったように、そこに花があるのは当たり前の景色でしかないのではないでしょうか。それでも、ひとりでもきれいだなと心にとめてくれたら嬉しいです。私は実際に自分で経験したからこそ、その大変さに気付くことができたのだと思います。学校や駅、公園にもきれいな花がたくさん植えられています。私はこのボランティア活動に参加してから違う視点で花を見られるようになりました。ただそこに勝手に咲いているのではなく、だれかが植えて草むしりをし、手入れをしてくれているのです。そう思うと「いつもきれいな花をありがとう」と感謝の気持ちでいっぱいになります。
 些細な手伝いではありましたが、このボランティア活動に参加し多くのことを学ぶことができました。また機会があれば参加したいと思います。このように、私たち中学生でも参加できるボランティアもあるので、周囲の友達にもこの活動を伝え、喜びを分かち合いたいと思いました。
 直接人のためになることでないかもしれませんが、私が植えた花を見て、一人でも多くの人がハッピーになってくれたら嬉しいです。

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