共愛学園高等学校
自分発見ができる子どもたちを見守ります
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共愛学園中学校通信 No.11 発行(教頭)

2019年度 共愛学園中学校通信 NO・11          2020年1月15日
文章 中学教頭 阿部 智
~2020年1月8日、第三学期始まる!~
1月8日(水)中高合同で始業式が行われ、第3学期がスタートしました。マルコによる福音書12章28~31
節から「一番大切なことは何ですか」と題して飽田校長先生より奨励を頂きました。旧約聖書・新約聖書にはた
くさんの戒めがありますが、イエスが話されたように「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし
て神である主を愛することと、隣人を自分のように愛すること」がすべての律法の神髄です。この愛の教えに
立つのが共愛学園であり、このことを覚えて、2020年を歩みたいと思います。
さて3学期です。短い学期で次年度への準備の学期です。定期試験も学年末試験のみで、2月25日からの
一度だけです。そこでまず中3生、2月1日の「高校一般入試」に向けて最後の追い込みです。体調に注意してベストを尽くしましょう。次に中2生、いよいよ中3生に向けての学期となりました。「整理と対策」の朝学習もスタートしました。勉強も部活動も行事も何事も最後の学年となります。そのための意識を持って第3学期を送って欲しいと思います。そして中1生、あと3ヶ月もすると後輩が入ってきて先輩になります。ですから「1年生だから」と言う「言い訳」はもう通用しません。「共愛中生」の自覚と行動を期待しています。
~これからの予定(必ず確認しましょう)~
1月16日(木) 午前放課(土曜時間割) ※午後:合否判定会議
18日(土) 休業土曜日 ※大学入試センター試験~19日(日)
25日(土) 休業土曜日
26日(日) 英検第3回一次試験
2月 1日(土) 高校入試一般試験(内部進学者受験)  ※生徒家庭学習
3日(月) 生徒家庭学習
4日(火) 午前放課 ※:合否判定会議等
5日(水) 午前土曜時間 午後水曜5,6h
※当初の2/5(水)2/6(木)中2職場体験は2/12(水)13(木)キャリア教育へ変更となっています
6日(木) 6h:中2「先輩の話を聞く会」※中2各教室で高校生が各コースの紹介を行います。
7日(金) 中3東京体験学習  ※中1・中2は通常授業
8日(土) 休業土曜日
10日(月) 4~5h 中2中3 TOEIC Bridgeテスト 於:前橋国際大学
11日(火) 信教の自由を守る日
12日(水)13日(木)中2キャリア教育  於:前橋国際大学
14日(金) 火曜時間割
15日(土) 授業土曜日  ※第3回中学入試
23日(日) 英検第3回二次試験
25日(火)~27日(木) 学年末テスト

~キリスト教教育週間特別礼拝12/16(月)1hから~
今年のクリスマス特別礼拝では、「かみさまのおやくそく」と題して、横浜市にある日本基督教団川和教会牧師の平良愛香(たいらあいか)先生からお話を伺いました。平良先生は沖縄出身で、高校普通科進学コース行事である「沖縄研修」で、毎年「沖縄基地問題」について講演に来られている先生でもあります。先生は、米国統治下(沖縄は1972年に本土復帰)の1968年に沖縄で生を受けました。ご両親が、平和を求めた旧約聖書のエレミヤの「哀歌」に因んで、男の子の先生に「愛香」と名付けられました。幼いころから自身の「体と心の違い」に気づいてはいましたが、誰にも悩みを打ち明けられませんでした。高校時代に悩みを話せる友との出会いを通して、自分の内にある異質の部分を受け入れられるようになりました。
今回の聖書の個所は、新約聖書最初の部分、マタイによる福音書1章1節からのキリストの系図でした。一見、無味乾燥な長い系図の記述ですが、その中に4名の女性が記されていて、彼女等は外国出身であったり不貞に陥ったりした経緯がありました。系図の中の王にも、良い王様があったり、悪名高い王がいたり様々でした。こうした善人、悪人等すべての人間の人生や罪を継承してこの世にこられたのがイエス・キリストだったのです。「不思議な助言者、平和の君、罪をとりのぞく神の子羊」としてお生まれになりました。私たちに愛がなくても、神様に愛されていることを覚えて、そのことを隣人にもできるようになることがクリスマスの意味なのです。

~学園クリスマス12/24(火)から~
2019年12月24日、第二学期終業式に続いて「共愛学園クリスマス」が行われました。第一部では日本キリスト教団高崎教会牧師の生地善人(おんじ よしと)先生からルカによる福音書2章より「救いのしるし」と題して奨励がありました。最初のクリスマスの知らせは、貧しい羊飼いたちにであり、マリアとヨセフも仕方なく家畜小屋に宿をとり、イエスの誕生を迎えました。東宝の博士たちはその予言を知っていましたが、ほとんどのユダヤ人には知られない誕生でした。しかし、このしるしが、世界に光をもたらす「救い主の誕生」でした。そして、このイエス様を私たち一人一人の心にお迎えするのがクリスマスなのです。そして第二部では、高3宗教委員・中学生天使や羊飼い・聖歌隊によるページェントが聖書に基づいて、しっかりと、また感動的に演じられました。最後のハレルヤコーラスも全校生徒によって高らかに歌い上げられました。この学園クリスマスのハレルヤコーラスを歌うことを通して、皆が共愛学園の一員であることを実感するのです。
※クリスマス献金:たくさんの献金をありがとうございました。
献金額 111万2,965円
内訳:生徒493,446円、先生方127,606円、バザー380,645円、市民クリスマス38,645円
送り先:上毛愛隣社、恵みの園、国際飢餓対策、日本聾唖学校、ホームレス支援団体他28団体

 

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