キャリア教育 集中講座

2月8日,9日の二日間、

前橋国際大学にて共愛中２年生対象のキャリア教育集中講座が実施されました。

キャリア教育は、今年度で3年目になります。

消毒等の感染症対策を行った上で、実施することができました。

さて、2学期に入ってから、全13回の事前学習を経て、集中講座を迎えました。

事前学習では毎回違うテーマについて考え、「どんな社会になっても、ビジョンを持って前向きに人生を楽しめる力をつける」ことを目標に課題に取り組んできました。

これまでに培った力をもとに、ご協力いただいた県内の企業様からの問題の解決に向けてグループで取り組みました。

今年度は全３社にご協力いただき、生徒のグループはいずれかの課題に取り組みました。

それぞれ以下にご紹介いたします。

○株式会社ペリテック様

⑴商品をもっと多くの顧客に提供する方法

○株式会社アーキズムあすか設計様

⑴「中小企業が実現可能な育児就労両立環境づくり」の未来予想（メリット・デメリット）

⑵この取り組みの名称

○有限会社ビクトリー様

⑴伊勢崎市名物になるような和牛の販売促進

⑵ポスター作製（ネーミング、キャッチコピー、ロゴの作成）

二日間の講座の中で、普段の授業や生活ではなかなか考えない課題について頭を悩ませました。

明確な答えが無い中で、自分たちの知恵を持ち寄り、グループ内でコンセンサスを得て発表に臨めたようです。

とある企業の方からは「世界を変えるのは、若者・よそ者・ばか者だ」というお話もありましたが、

中学生ならではの感性、ユニークな発想をもとに、グループごとの個性を活かした発表でした。

そして、ただ発表をして終わるのではなく、それを聞いた企業の方から直接講評をいただけたのは大変貴重な経験となりました。

発表態度に始まり、スライド作成のポイントや、ターゲットとする顧客層を明確に想定すること、案の現実性などなど…

懇切丁寧なご指導をいただくことができました。

できている部分をほめるだけでなく、できていない部分の生かし方もお話いただけたことは、生徒たちにとって大きな財産となったはずです。

昨今の社会状況の中で、キャリア教育を実施できたのは大変ありがたいことだと認識しています。

キャリア教育全体の運営に携わり、ご尽力いただいたグローバブル様のおかげで生徒たちは新たな学びを得られ、

集中講座にご協力いただいた企業様のおかげで、生徒たちの学びはより一層大きなものとなりました。

そして、本校の教育活動にご理解いただき、生徒たちを支えてくださった保護者の皆様のおかげで、無事実施することができました。

この場をお借りして、ご協力いただいた方々に厚く御礼申し上げます。

＜活動の様子＞