共愛学園高等学校
自分発見ができる子どもたちを見守ります
自分発見ができる子どもたちを見守ります

【キャリア教育⑨】「学校であったらいいもの?」

 

日ごとに下がる気温から冬の訪れを肌で感じる中、

キャリア教育の第9回目が本日実施されました。

 

キャリア教育では企業様にご協力いただき、

企業様から提示された問題に対して生徒が解決案を考える「集中講座」が2月に予定されています。

 

その集中講座に向けて、今回からは本格的に「課題解決学習」が始まりました!

学校にあったらいいもの」というテーマに対して、「現状」「理想」「原因」「解決策」を考えるという活動を行いました。

 

グループごとに「学校で困っていること」を挙げ、それぞれについて「理想(こうなったら良い)」やその「原因」「解決策」を考えました。

 

話し合い当初、「学校で困っていること」を書きづらい様子も見受けられましたが、

徐々にペースがつかめてくると活発な話し合いになっていきました。

 

 

 

話し合っている様子を見ていると・・・

 

・ロッカーに荷物がしまいきれない。

・トイレの数を増やしてほしい

 

などの意見もあれば

 

・エスカレーターが欲しい

・掃除を掃除ロボットに任せる

 

などのユニークな意見も出ていて、とてもいい傾向だと感じました!

 

 

学校で生徒たちは「正しいこと」を言うべき機会がどうしても多いため、ユニークな発想力がなかなか育ちにくいものです。

言い換えれば「間違えてしまうのではないか」と発言を恐れてしまいやすい環境になりやすいということです。

 

これからの時代、先が読めないぶん、ユニークな発想ができる人材は必要不可欠になっていくことでしょう。(もしかしたらもうなっているかもしれませんね。)

 

自分の意見を恐れずに伝えられるようになる、というのもこのキャリア教育で得られるものの一つかもしれませんね。

そのためには話の「聞き手」の役割が大きくなってきます。ぜひ「聞き上手」にもなってほしいものです。

 

 

来週は、今回話したことをもとに発表していきます。

自信をもって意見を発信していきましょう!

文責:山口

 

<活動の様子>

前の記事:初冬の庭   次の記事:収穫感謝祭礼拝