共愛学園高等学校
自分発見ができる子どもたちを見守ります
自分発見ができる子どもたちを見守ります

2021年度 長崎修学旅行1日目

11月15日〜17日までの2泊3日で、中学3年生は長崎へ修学旅行に行っています。

新型コロナウイルス感染対策を取った上での行事となっていますが、中学3年生にとっては、中学1年生以来の校外行事となりました。

朝から天気に恵まれ、長崎での1日目の活動を終えるまで良い秋晴れでした。

長崎空港から長崎市内への道のりは、見慣れた山の景色もありましたが、長崎市に入ると、前橋市と比べても坂道が多く、散策の時も、登り下りが多かったです。

本日は、飛行機で、長崎到着後に、平和祈念像前から平和公園を周辺を散策し、長崎原爆資料館の見学をしました。

今まで、教科書の中で見てきたことが、実際の資料として触れて、感じることや考えさせられる様子が見られました。

夕食後は、平和講話として、実際に原子爆弾が投下された時に爆心地周辺に生活し、実際に被爆をされた丸田和男さんからお話を伺いました。

原爆が投下された当時中学生だった丸田さんの話は、今、中学3年生の生徒たちの日常とは大きくかけ離れていた現実で、そのことは紛れもない事実であったことを実学として思い知ることとなりました。また、今の「平和」の姿と、あるべき「平和」の形の違いについても考えさせられました。

二度と同じことが起きないようにと、私たちに伝えてくださった思いを、一つでも多く次の世代へ繋げていくことが、今を生きる人々がすべきことだとも感じました。

命を大切にしてほしいという想いのこもったメッセージにも応えられるように、生徒一人一人が今考えることができる、今自分自身にできること、すべきことと向き合い、それぞれが答えを導いていってくれることを願っています。

2日目のプログラムは、班ごとによる長崎の市内散策と、ハウステンボスでの英語学習を予定しています。

また、長崎の別の姿を見る機会にもなると思いますので、一つでも多くの発見があることを祈っています。

※集合写真時は、会話をせずにマスクを外して撮影しています。

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