共愛学園高等学校
自分発見ができる子どもたちを見守ります
自分発見ができる子どもたちを見守ります

【キャリア教育③】「職業がなくなる?」

祝日をまたぎ、10日ぶりのキャリア教育が実施されました。

分散登校でのキャリア教育も3回目となり、生徒スタッフともに慣れてきたようです。

第3回となる、今回のテーマは「なくなる職業」です。

 

オックスフォード大学のマイケル・オズボーン教授の論文「雇用の未来」を基にしたコンセンサスゲームを行いました。

 ※テーマに対してグループで話し合い、全員で一つの合意(コンセンサス)に至ることを目指すゲームです。

 

〈スライドより ©2021 株式会社Globale〉

 

近年の技術革新はすさまじく、「あらゆる職業がAIに取って代わられるのではないか」という話をよく見聞きします。

実際に数十年前にはあったが、失われた職業もあります。

 

今回は、指定された10個の職業を「将来なくなる順」に並べ替えてみました。

まずは個人で意見をまとめ、それを基に時間をかけてグループとしての意見をまとめていきました。

 

 

話し合いの様子を見ていると、やはり順位付けの基準が「機械にできることかどうか」となっているグループがほとんどでしたが、その中でも様々な意見が出てきました。

 

機械にできることを人間がやる必要はない。

客観的な判断のできる機械に任せた方がいい。

機械なら危険な場所でも活動できる。

 

現場では人間のほうが対応力がある。

芸術的なものは機械にはまだ難しい。

 

職業」と一括りにするのではなく、それぞれの職業の「特性」に着目して話し合いが進められていました。

 

 非常に活気のある話し合いがされ、”答えのない問い”に真摯に向き合う姿が見られました。それぞれのグループで納得のいく答えにまとめられたのではないでしょうか。

 


その後、表計算シートを活用して答え合わせを行いました。

この“答え”も「絶対の答え」ではなく、あくまでマイケル・オズボーン氏の考えに近い「答え」ではあります。

しかし、不思議なことに「個人の意見の得点」よりも、「話し合いを経て決めたグループの意見の得点」の方が、多くのグループで高得点になったことには驚きました!

 

「どんな社会になっても、ビジョンを持って前向きに人生を楽しめる力をつける」がこのキャリア教育の目標です。

 

人生を楽しむためには、他者との協力、話し合いが不可欠なことを強く実感する回でした。

話し合いの力は偉大ですね。

 

次回は、本日の話し合いの輪をさらに広げていきます。

文責:山口

 

<活動の様子>

 

前の記事:台風14号の接近に伴う休校のお知らせ   次の記事:9月末の庭