共愛学園高等学校
自分発見ができる子どもたちを見守ります
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長崎修学旅行平和講演から

9日夕7時より、ホテル内のプレミアホールにて、8才で被爆された清野貞廣(きよのさだひろ)さんのお話を伺いました。
清野さんは8才の夏、1945年8月9日午前11時2分、爆心地より12キロ離れたお寺で遊んでいる時に被爆されました。無事であった兵器工場で働いていた20才のお姉様、兄妹の計4人で惨状の長崎より佐賀へ疎開されました。疎開して一週間、そのお姉様は髪の毛が抜けるなどして放射線障害により亡くなられました。清野さんは核兵器、戦争のもつ無差別な残虐さを生き証人として伝える働きをされています。3年生も長旅の疲れもありましたが、清野さんオリジナルの絵や時折りユーモアを交えたお話に聞きいっていました。

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